2007年09月06日

上海会計処理センター 人事も経理も中国へ


先日、NHKスペシャルで
「人事も経理も中国へ」という番組をやっていました。

製造業では生産拠点を中国へ移して、コストダウンを図ってきた日本企業。
そしていま人事や経理などのホワイトカラーの仕事までもが中国に移り始めている。
すでに中国にホワイトカラー業務を移した日本企業は2500社に上り、
2015年までには、日本から40万人分の事務職の雇用が減るのだという。


ちょうど昨日、上海に会計処理センターを持つ名古屋の名南経営という
会計事務所の方とお会いしました。
グループ内のスタッフは300名を超える大所帯の有名な事務所。

いろいろな情報交換をさせていただきました。

以前のブログでインドの話を少し書きましたが。

「フラット化する世界」
http://blog.unitedbrain.jp/archives/64699932.html

まさしくこの状態。


スキャナーで領収書などの資料を取り込み、メールで上海に送ると、
その3日後には試算表が送られてくるのです。

東京の記帳代行屋だと1仕訳100円くらいが相場だといいますが、
上海会計処理センターでは、1仕訳9円から。
1ヶ月の仕訳が200〜300件くらいの小規模法人だと、
東京では20,000円〜30,000円の事務処理料。
(実際はもう少し安い?)
それが上海のセンターに頼めば、1,800円〜2,700円という計算になる。

破格の値段です。

NHKの番組では、中国の人件費は日本の5分の1以下と伝えていましたが、
この会社では、10分の1ほどの人件費で抑えられているそうです。

なるほど・・・


実際にスキャナーで取り込むところも、実演してもらいながら、
システムを確認させていただきましたが、東京の記帳代行屋に依頼するのと
なんら変わりないと思いました。

SPCなどのファンド系の事務受託も上海で受けているといいます。


時代の流れと世の中の動き。
やはりグローバルな視点で物事を見ることの必要性を感じます。

やり方はそれぞれだと思いますが、知っていてやらないのと、
知らなくてやらないのでは、意味が全く違う。


会計業界もおもしろい時代になってきましたね。



 ユナイテッドブレイン会計事務所のホームページへ


人気ブログランキング


unitedbrain at 11:35│Comments(4) 税理士業務 

この記事へのコメント

1. Posted by 超税理士倶楽部だだお   2007年09月07日 00:38
5  いつも、勉強になる内容で楽しく拝読させていただいております。事務職の中国へのシフトの最大の問題点であった、言語の壁がどんどん無くなって来てるように感じます。教育の成果でしょうか?
 大変?いや面白い時代に税理士になったものです。(笑)
 また、勝手にお邪魔させて頂きます。(汗)
2. Posted by がんばる税理士   2007年09月07日 19:32
>超税理士倶楽部だだおさん
コメントありがとうございます。
時代の変化。
大変といえば大変かもしれませんが、
ある意味チャンスだなあ、と
3. Posted by みしまじむしょ(ゆうこ)   2007年09月12日 11:24
前職の上司が名南経営さまにベンチマーキングしに行き、
試験的にですが、
実際に上海会計センターへ帳簿を送ったことがあります。

きっちりと科目印を押してある帳簿しか送れませんが、
ほぼ間違えることなく返ってきてとっても驚きました!

月次処理を主業務としていた頃だったので、
すごく刺激を受けた事を今でも覚えています。
4. Posted by がんばる税理士   2007年09月12日 18:19
>みしまじむしょ(ゆうこ)さん
私もかなり刺激を受けました。
試験的に使ってみるというのはいいですね。

どんなに会計ソフトの精度があがっても、
月次処理業務は無くなることはないと
思いますので、上海は意識しておきたいです。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔